仮想通貨市場は10年後に40兆ドル規模に、仮想通貨ファンド「確実に可能」

 仮想通貨ヘッジファンドのパンテラキャピタルのダン・モアヘッドCEOは、今後10年以内に仮想通貨市場が「40兆ドル」に達する可能性があると語った。26日のブルームバーグ・テレビジョンでのインタビューの中で述べた。

 このビットコインだけを手掛けるヘッジファンドは、昨年12月にビットコインが2万ドルに達した際に2万5000%以上のリターンを得た。パンテラは仮想通貨について「非常に強気」であり、現在の価値は「ブロックチェーンの実質的で公平な価値からみれば、1桁か2桁低い状態だ」と述べる。

「魅力的な市場だ…誰のものでもない4000億ドルの市場だ…いままでに見たことがない…業界全体で4兆ドル、40兆ドルと成長することも間違いない…これは10年先の予測だ。明日起こるということではない」

 昨年のCBOE(シカゴ・オプション取引所)とCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)によるビットコイン先物商品の上場は、市場が成熟するに伴い、仮想通貨が空売りされる方法になるかもしれないと、モアヘッド氏は指摘する。だがモアヘッド氏はあくまでポジティブなトーンだ。仮想通貨取引へのウォール街の関心が高まることは、「これからの1年、市場の活気が満ちたもになる」とみる。

 モアヘッド氏は、今年はじめの市場低迷から足元では25%戻っていることを強調し、今年は最高値を更新するだろうと予測する。

「ビットコインは200日間移動平均線を下回ったままだ。これは重要だ。なぜならビットコインは過去6年間で年率170%上昇してきている。…現状は最高値から65%減の状況だ。もし100ドルを200日移動平均に当たる時に4回づつ投資すれば、285%のリターンを得ることができる」

 パンテラのリミテッドパートナーのうち、機関投資家はわずか10%だ。モアヘッド氏は、米証券取引委員会(SEC)が仮想通貨市場の制度化を進めれば、機関投資家が雪崩を打って市場に参入すると予測する。

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