年末の29~30日、多くの仮想通貨が軒並み下落した。時価総額ベースでトップ20の仮想通貨の中で10%以上伸びたのはカルダノ、Qtum(クオンタム)、Neoの三つだけだった。
ビットコインも金曜日に15266ドルをつけてから土曜日には12350ドルまで下落。17日に20000ドルをつけて以来ボラティリティの高い動きが続いている。
本格反発の兆しはまだ見えておらず、下落トレンドは継続しているようだ。
時価総額ベースでイーサリアムを抜いたリップルも過去2日間で少なくとも20%下落。仮想通貨全体の動きに連れたかたちになった。
幸いイーサリアムの下落はビットコインやリップルと比べ少なく、769ドルから685ドルまで11%下落するに留まった。またここ24時間で2.22%ほど反発している。
2017年はイーサリアムにとって良い一年だった。わずか8ドルから750ドルの高値まで実に90倍伸びたことになる。
ここ2日間、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、NEM、ダッシュ、モネロ等主な仮想通貨は下落しているがここ1年間の動きを考えるとこれは暫時的なもので、再び上昇を開始する可能性も高い。
本記事作成時点で、ほとんどの通貨の下落は止まっているか穏やかになっている。