クーコインのリサーチ部門が発表した報告書によると、5月の仮想通貨市場への投資額は10億ドルを超えたが、前月と比較するとわずかに減少した。
6月13日、クーコインリサーチが報告書を発表した。それによると、5月に156件の投資が公表されたという。また、仮想通貨市場には10億2000万ドルの投資資本が流入したと報告している。これは2023年5月と比較して10.61%の増加を示しているが、4月と比較すると6.4%の減少となっている。
イーサリアムやL2が投資をリード
投資に関しては、イーサリアム、イーサリアム・バーチャル・マシン(EVM)チェーン、およびレイヤー2(L2)ネットワークプロジェクトが引き続き機関投資家の間で人気を維持した。一方で、ビットコイン、ソラナ、ファントム、TONなどの非EVMチェーンも15の最も人気のあるネットワークの中に含まれていた。
アニモカブランドとOKXベンチャーズが先月の投資家の中で最も活発だった。アニモカブランドは15件の取引に関与し、OKXベンチャーズは11件のプロジェクトに投資した。コジテント・ベンチャーズ、SNZホールディング、DWFラボもそれぞれ10件、8件、7件の取引を行った。
ミームコインに目を向ける投資家
クーコインリサーチは、仮想通貨の流動性の低さや完全希薄化後評価(FDV)が高い問題に対処するため、投資家がミームコインやセレブリティトークンに目を向けると考えている。
クーコインリサーチによれば、「一部の市場参加者はキャラクターやセレブリティのミームトークン、比較的知られていない低時価総額の資産、新しいナラティブに焦点を当てるようになった」という。
研究者たちは、ノットコイン(NOT)がこのシフトから利益を得たトークンの1つであったと指摘する。クーコインは、ノットコインの全トークンが最初から提供されたことが先月の成長に寄与したと述べた。

6月3日、NOTは取引量で人気のステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を上回り、5番目に取引された仮想通貨となった。トークンの価格は6月2日に新たな最高値である0.02896ドルを記録し、その時価総額は20億ドルを超えた。
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