米国拠点の仮想通貨ゲーム会社ブリングは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大によるロックダウンなどの影響で、同社製品を使用する人々が急増したと述べた。

ブリングがコインテレグラフに独占で共有した統計によると、ユーザー数は3月に約50%増加。1日あたりのユーザー数は7万に達した。1月あたりのアクティブユーザー数は40万超。フラッグシップアプリ「ビットコイン・ブラスト」のグーグルプレイストアからのダウンロード数は100万を超えている。

エイミー・ワンCEOは、コインテレグラフに対し、これら統計は人々が家で「退屈」していることを示していると述べた。ユーザー数の増加だけでなく、アプリ使用時間も増加している。主なユーザーの拠点は米国、フィリピン、インドネシア、ブラジルだ。

ワン氏はまた、このトレンドはゲーム全般に見られ、ゲーム業界の多くの会社がダウンロード数やアクティビティの増加を経験しているとしている。

「我々は、ビットコインは聞いたことがあるがもっと学んで手にしようとはあまりしていなかった多くの人々にとって良い機会になる可能性があると考える。多くの仮想通貨会社がビットコイン販売に焦点をあてるなか、我々の独自の任務は、ゲームプレイを通じて無料で提供することだ」

一方で、同氏は、現在の状況は「幸と不幸」の両サイドがあると述べている。多くの人がさらにアプリを使用している。しかし、経済の先行き不透明さから自粛する広告主もおり、同社の広告収入は下落しているとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン