投資仲介プラットフォームを手がけるイートロ(eToro)が、2021年にも新規株式公開(IPO)するのではないかと噂されている。情報筋がコインテレグラフに明かしたところによると、イートロはロンドン証券取引所のスタートアップ向けプログラム「エリート(ELITE)」を活用するという。

イートロはコインテレグラフに対し「噂についてコメントしない」とした。

しかし、イートロのシニアアカウントマネージャーを務めるネモ・キン氏はリンクトインでイスラエルのメディア「カルカリスト(Calcalist)」が同社のIPOに関する記事を引用している。さらにこの投稿に対し、イートロのヨニ・アッシアCEOが「Like」をつけている。

カルカリストが29日に報じた記事によると、イートロは「収益を5億ドルに倍増させ、2020年に500万人の新規顧客を獲得した後、2021年の第2四半期にIPOを目標としている」という。さらに「ゴールドマン・サックスとIPOを主導することについて協議中」だとした。

仮想通貨業界のIPOについてはこのほど、仮想通貨取引所コインベースが米証券取引委員会(SEC)に申請したことが報じられている

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン