FXや商品トレードなどのオンラインブローカーであるシンク・マーケッツのアナリストが、米4大ネットワークの1つであるフォックス・ビジネスに出演し、次の強気相場では10万ドルに到達する可能性があると予想した。

10万ドル予想をしたのはシンク・マーケッツのチーフ・マーケット・アナリストであるナイーム・アスラム氏。機関投資家の需要の高まりを理由に、6月17日時点で「1、2週間で」1万ドルに到達すると予想していた。

アスラム氏は、今後ビットコインは6万ドルから10万ドルのどこかに到達すると予測。「2万ドルという過去最高値の突破」と「5万ドル」の2つが大きなハードルになり、それらを突破したら「みんなが次に意識するレベル」は10万ドルになると述べた。

アスラム氏にってビットコインは、コモディティ、価値保存手段であり、リスクを分散するための資産だ。「ビットコインで何が買えるのだ?」という質問に対して金と比較し「では金では何が買える?」と述べた。

その上でアスラム氏は、とりわけ過去3週間、双方とも価格が急騰したと指摘し、背景には経済に対する不透明感の増大、米中貿易戦争、そして最も重要な要因である「中東での戦争の可能性」があると解説した。

ビットコインは今後も上昇していくという楽観論が相次いでいる。

人気ポッドキャスト「ビットコイン・ナリッジ」の司会者トレース・メイヤー氏は24日、独自指標を基にビットコイン年末2万1000ドルが適正価格になる可能性が高いと予想した

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版