TikTokは、特定の種類の広告がTikTokのプラットフォーム上で許可されなくなると発表した。FT Adviserの記事によると、仮想通貨関連のプロモーションコンテンツはこの許可されないコンテンツに含まれている。
TikTokの新しいガイドラインは、投稿者の居住地域に関係なく、ユーザーが金融商品に関するプロモーションコンテンツを投稿することを明確に禁止している。「TikTokのブランドコンテンツポリシーによると、すべての金融サービスと商品の広告が世界的に禁止されている」と、FT Adviserの記事は説明している。
TikTokは、2020年にドージコイン(DOGE)を上昇させたハイプの震源地だった。ユーザーがDOGE関連の動画を共有して、ドージコインが注目された。
「これについての私の解釈は、TikTokが直接または間接的にスポンサードされた、アフィリエイト絡みのコンテンツを制限しているというものだ」とInformed Choiceのクライアント教育責任者のマーティン・バンフォード氏はFT Adviserに述べている。
「TikTokにはこのようなブランドコンテンツが大量にある。通常、コメンテーターが富を約束することでフォロワーを誘導するわけだが、アフィリエイトリンクを介してサインアップする人々からお金を稼いでいる」と、バンフォード氏は付け加えている。
TikTokの禁止がすべての金融商品関連のコンテンツに適用されるのか、広告的なものに限定されるのかはまだ不透明だ。グーグルは2018年に仮想通貨広告を禁止したが、2021年に入って一部の禁止ポリシーが緩和されている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン