仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロは21日、ハッキングによって消失したビットコインキャッシュ (BCH)とモナコイン(MONA)の金額を明らかにした。また被害総額を当初の約67億円相当から約70億相当に変更した。

テックビューロによると、14日に発生したZaifへのハッキングによって消失したビットコインキャッシュ (BCH)は4万2327.1で、モナコイン(MONA)は623万6810.1だった。ビットコイン(BTC)は20日に発表した時とほぼ同じ5966.1だった。テックビューロが2018年9月18日の終値で計算したところ、被害総額は約70億円相当。20日に発表した被害額から3億円増えたことになる。

ただ、被害総額のうち顧客の預かり資産は45億円で「お客様の預かり資産に与える影響につきましては、昨日発表のプレスリリースから変更等はございません」としている。顧客の預かり資産の被害額内訳は、ビットコイン(BTC)2723.4、ビットコインキャッシュ (BCH)4万360.0、モナコイン(MONA)591万1859.3と公表した。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)