仮想通貨の時価総額などのデータを提供するコインマーケットキャップ(CMC)は先月30日にブログを更新し、11月12日に新たな仮想通貨ランキングを立ち上げると述べた。現在は調整中だが、中には「意図したより激しくランクを下げた」仮想通貨もあるという。
コインマーケットキャップによると、セクション10の基準を満たさない仮想通貨や取引量が低い仮想通貨はトップ200にランク入りできなくなる。この結果、「1000ランクも下がった仮想通貨もある」という。
コインマーケットキャップは、9月2日にもアップデートを発表し、全ての仮想通貨が平等にランキングに反映されるように調整するという。
またコインマーケットキャップは、取引量が誇張されている問題について、取引量のみを指標として使うのではなく、流動性も考慮に入れるという。流動性を考慮に入れたランキングは、11月12日に発表される。
既報の通り、ビットワイズは最大95%の仮想通貨の取引高が不正確であるというレポートを発表した。
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アーケイン・リサーチのアナリストによると、「流動性」を考慮に入れれば、ビットコインのドミナンスは90%を超える。