コインマーケットキャップが初の買収 「さらに洗練された仮想通貨価格アルゴリズムと分析目指す」

米仮想通貨価格情報サイト、コインマーケットキャップは、仮想通貨ファンド「ハシュタグキャピタル(Hashtag Capital)」の買収計画を明かした。6月26日に発表した。同社の初の買収だという。買収額は明らかにしていない。

コインマーケットキャップは、今年5月に開始したイニシアチブ「データアカウンタビリティ&トランスパレンシーアライアンス(DATA)」を拡大することが狙いだとしている。同社の創業者兼CEOのブランドン・シェ氏は、「従来の取引量重視の平均価格から、さらに洗練された価格アルゴリズムと分析」へと飛躍できるとしている。

ハシュタグキャピタルのチームは、コインマーケットキャップのプラットフォーム上の仮想通貨2000種超の価格付けアルゴリズムに取り組む予定。同プラットフォーム上での新たなデータ提供の開発も手掛ける。

仮想通貨取ファンドとして開始したハシュタグキャピタルは、市場の「真の価格」を提供する独自のソリューションに取り組んでいた。同社には、顧客サービスプラットフォームZendesk(ゼンデスク)の元エンジニアリング担当役員のヤンビン・ウィーベ・コック氏などがいる。コック氏は、2014年にゼンデスクに買収されたオンライン接客ツールZopim(ゾピム)の創業者としても知られる。

コインマーケットキャップのDATAイニシアチブは、同プラットフォーム上の統計の信頼性を巡る論争を受けたもの。仮想通貨のインデックスファンド事業を手掛けるビットワイズ・アセット・マネジメントが、規制されていない取引所の取引量の95%が水増しだと指摘した報告書を発表していた。

 

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版

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