仮想通貨取引所を運営するコインチェック社は22日、これまで代表取締役を務めていた勝屋敏彦氏に代わり、蓮尾聡氏が新たに社長に就任すると発表した。

経営体制の変更の理由として、「変化のスピードが速い仮想通貨・ブロックチェーン業界において、今後さらなる事業の拡大や新たな挑戦をしていくためには、迅速な意思決定と執行をさらに速めることが重要であると考え、新体制への移行を決定しました」としている。

勝屋氏は退任となる。勝屋氏は2018年4月にコインチェックの社長に就任。今年6月からはJVCEAの理事を務めている。

後任の蓮尾氏は東京大学法学部卒。三菱証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)などを経て2005年にマネックスグループに入社。トレードステーション取締役などを得て、2019年11月からマネックスグループの執行役を務めている。

またこれまで副社長執行役員だった和田晃一良氏が取締役に就く。