仮想通貨取引所コインベースUKを巡る裁判が終結、英国での仮想通貨の法的位置付けで前進も

仮想通貨取引所コインベースの英子会社コインベースUKは、フィッシングメール詐欺で80ビットコイン(BTC)を損失したとする男性との2カ月におよぶ裁判を終決した。今回の法律関連ニュースのLaw360が9月10日に報じた。コインベースUKを巡る裁判は、英国での仮想通貨の法的位置づけを明らかにする意義があったという。

Law360によれば、リアム・ロバートソン氏は、ハッカーからの攻撃で80ビットコイン(約8800万円相当)紛失したと訴えていたが、コインベースUKとの間で和解に達した(和解内容は非公開)。

事件の概要は、ロバートソン氏は、投資先の会社のeメールアカウントがハッキングされ、流出したビットコインがコインベースが所有する仮想通貨ウォレットに移動されていたというものだ。ロバートソン氏は資産保全命令を求めていた。

ロバートソン氏とコインベースUKとの間の裁判は、英国においては大きな意義があったという。

ロバートソン氏の弁護士は、仮想通貨を具体的な資産、もしくはまとまった資金として分類することで、被害者らが盗まれた仮想通貨を回収する手助けになると指摘。7月、裁判所はコインベースに対し、盗まれた仮想通貨を移動させないよう命令したこのことは、イギリスとウェールズの裁判所がビットコインを資産として扱うことへの可能性の扉を開いたと言われている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版