仮想通貨取引所コインベースは、予測市場プラットフォームのカルシと提携し、全米50州で予測市場サービスを展開すると発表した。
水曜日にXへ投稿した声明で、コインベースは、予測市場の開始に伴い、「スポーツ、政治、カルチャーなど、現実世界のあらゆる結果」を対象とした取引を提供すると説明した。今回の発表は、12月にカルシと協力してオンチェーン型の予測市場を立ち上げる計画を示していた流れを受けたものとなる。
カルシやポリマーケットといった予測市場プラットフォームでは、スポーツイベントや米国政治など多様なテーマの結果に対するイベント契約が提供されており、参加者の取引によって各結果の確率が形成される。今回のサービス開始は、米国最大級のスポーツイベントであるナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル決勝戦を約1週間後に控えたタイミングとなった。

コインベースは、予測市場事業の強化の一環として、12月にザ・クリアリング・カンパニーの買収を発表している。同社は、株式取引、トークン化資産、予測市場などを含む「すべてを扱う取引所」構想を掲げ、事業領域の拡大を進めている。
スポーツ賭博を巡りカルシは州レベルで法的課題に直面
カルシは、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にある連邦レベルの事業者である一方、マサチューセッツ州やテネシー州を含む少なくとも4州で、ゲーミングライセンスを取得せずにスポーツイベントへの賭けを提供しているとして、州当局から法的措置を受けている。
同様に、テネシー州でスポーツ賭博を巡る当局の対応対象となっているポリマーケットも、米議会関係者の注目を集めている。ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束に関連し、内部情報を用いた取引が行われた可能性があるとの報道が出たためだ。
報道によると、正体不明の利用者が、マドゥロ大統領の排除に賭けた取引によって40万ドル超の利益を得たとされ、これを受けて、予測市場における政治関連賭けでのインサイダー取引を規制すべきだとの声が議員の間で上がっている。
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