米コインベース 間もなくセグウィット実装へ

 米コインベースは5日、同取引所上のビットコインアドレスに間もなくセグウィットを実装すると発表した。

 同社は現在セグウィット実装の最終テスト段階に入っており、数週間以内に完了する見込み。これによりビットコインの送受金にかかる時間が短縮され、手数料も下がることになる

 同社がセグウィットの導入を最初に発表したのは昨年12月の上旬。ビットコイン・コア開発チームが昨年8月に導入したアップグレードは、取引サイズを縮小することでビットコインのスケーラビリティ問題に対処している。

 セグウィットはブロック内の「署名」データを各トランザクションの最後に移動させることで、ビットコイン展性の問題を解決する。結果的に、ライトニングネットワークなどのレイヤー2ソリューションに繋がる。

 トレザーやレッジャーといった人気の仮想通貨ウォレットは、8月のリリース直後にセグウィット対応のアップグレードを行っている。

 ここ数か月、ビットコインのユーザーは取引承認にかかる時間の長さとネットワークの混雑に悩まされていた。手数料の上昇を嫌ってビットコインから離れていく企業もあった。

 ソフトウェアエンジニアでサイファーパンクのジェイムソン・ロップ氏は先月中旬、コインベースやブロックチェーン、ジェミニといった仮想通貨サービスが、「ブロックスペースを非効率的に使用し」ネットワークの混雑を招いていると批判していた。

 不満が高まる中、コインベースのユーザーは同取引所がセグウィットのアップグレードに優先的に取り組むべきだとして請願を開始。最終的に1万2000件の署名が集まった。

 今回、コインベースがセグウィット実装のアナウンスをツイートすると、この請願運動のページは次のように更新し喜びを表している。

「コインベースがとうとう私たちの声を聞き入れ、現在、新機能よりもセグウィット実装に優先的に取り組んでいる! <中略>ビットコインに明るい未来が示された。」