シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の複数のビットコイン先物商品で、過去最高の取引高を記録した。半減期を迎えて機関投資家の参入が増加していることを示している。

5月14日のCMEでのビットコイン先物取引の建玉は10792BTCで、合計53960BTCとなり、過去最高を記録した。

5月4日には66人の大口建玉保持者(LOIH)を記録。CMEによると先物取引の取引高や建玉の増加は機関投資家の参加が増えたことを示しているという。

CMEのビットコインオプションは堅調に推移

CMEは2017年12月にビットコイン先物商品を発表。さらに2020年にビットコインオプションに参入した。

仮想通貨調査会社スキュー(Skew)によると、1日あたりのビットコインオプション取引量は5月13日に4000万ドル、14日にも3600万ドルと過去最高水準に到達。1週間前の170万ドルから大幅に増加した。

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さらにビットコインオプションの建玉も270%以上上昇し、14日は1億4200万ドルの建玉となるなど機関投資家が増加していることを示した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン