シカゴマーカンタイル取引所での、22日のビットコイン先物の取引量が1万1537と急増した。
前日の21日までの11月の最高値は6300だった。22日はバイナンスの上海支部が閉鎖されるとの噂からビットコインを始め、仮想通貨価格が急落。これを受けて、ビットコイン先物のボリュームが急上昇した。
これまでにCMEグループのマックコート氏が8月に明らかにしているように、ビットコインの年初来の1日あたりの平均契約数は7237件としていたが、グラフからみるに、この1ヶ月は明らかに低水準だった。
チャートにみる2つのピークは、中国の習近平国家主席がブロックチェーン技術をイノベーションの中核技術になると発言した時期と、重なる。
(出典:CMEグループ)
今回も同様に、ビットコインのボラティリティが高まるにつれて、デリバティブ市場に影響したとみられる。
既報の通り、現物受け渡しのビットコイン先物を手がけるバックトの取引高も22日に過去最高を大幅に更新した。
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