シカゴマーカンタイル取引所(CME)が手がけるビットコイン先物の建玉が、4億ドル(約424億円)近くまで上昇して過去最高を記録した。半減期を前にビットコインが急騰しており、マーケットのビットコインへの関心は高まっている。

以前の過去最高は、昨年6月に記録した3億9200万ドル(約412億円)。建玉は、「ロング」や「ショート」などトレーダーが持つポジションの総数を表す。建玉が多いほど、投資家の長期的な関心が高いことを示すと考えられている。

ただ、CMEビットコイン先物の取引高は低水準が続いている。コインテレグラフのマーケットアナリストであるfilbfilbは、「まだ上昇余地があるということだ。おそらく1万ドルを一次突破するが、9000ドル付近でのもっと時間が必要だと思う」と述べた。

(出典:Source: Arcane Research/ Skew 「CMEビットコイン先物の建玉と取引高」)

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン