ゴールドマンサックスが出資する仮想通貨決済企業のサークルが、「コレクションズ」と言われる複数の仮想通貨をまとめて販売するバスケット取引を立ち上げた。米国最大の仮想通貨取引所コインベースも今週、同様の商品を立ち上げていて、プラットフォーム側から投資初心者に対する歩み寄りが始まっている。

コレクションズは、「プラットフォーム、ペイメント、プライバシー」という3つのカテゴリーに分かれていて、それぞれに組み込まれている仮想通貨の割合は時価総額で決まる。それぞれにどの仮想通貨が入っているのかは明らかになっていない。

現在サークルのアプリで取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ (BCH)、ライトコイン(LTC)、Zcash(ZEC)、モネロ(XMR)、ステラ(XLM)とEOS(EOS)となっている。

いわゆるバスケット取引についてはコインベースも今週、新商品を発表。コインベース・バンドルと呼ばれ、コインベースに上場する5つの仮想通貨(ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ (BCH)、ライトコイン(LTC)イーサリアムクラシック(ETC))が購入時の時価総額に応じた割合で組み込まれている。