Chris Horlacher氏 ― ブロックチェーンベースの店頭市場が数十億ドルの投資を生む可能性

12月3日、EDC (Equibit ディベロップメント コーポレーション)により、Equibitのプラットフォームアップデートの発表があった。これによりイシュアー同様投資家にも興味深い機会が提供されるという。コインテレグラフはEquibitの創立者でありCEOであるChris Horlacher氏にコンタクトを取り、新しい製品について伺い、投資家やイシュアーにどのような利益があるのかその詳細について尋ねた。

 

Equibitプラットフォームは7月にリリースが最初にアナウンスされ、Chris Horlacher氏がチームを集め、最初のブロックチェーンベースの店頭市場を創り上げた。このプラットフォームにより、仲介なしで有価証券を取引することが可能になり、ブローカー、取引を行う従業員などを雇うのにかかる数十億の手数料が浮き、その分を事業開発に回せるという。

 

CT: 新しいアプリケーションについてお聞かせ下さい。

 

CH: 現在リリースする予定のアプリケーションが3つあります。

 

CORE: これはオープンソースのマイナーです。ユーザーはそれぞれEquibitノードを立ち上げ、Equibitsをマイニングすることが可能になります。実際の企業株式などの取引手数料と同じように、マイニングする人は報酬を受け取ることが出来ます。受動的に投資のポートフォリオを構築するにはとても簡単な方法だと思います。COREにはインターフェースとAPIがあります。現存するフィナンシャルアプリケーションなども含めた様々な部分に統合することが可能な、確かなバックエンドソリューションを提供するのが我々の目標です。

 

INVESTOR: これはウェブベースのウォレット機能(我々はポートフォリオと呼んでいますが)を搭載したアプリケーションで、ユーザーがビットコインやEquibits、またはBitmessageで決済することができます。投資家はネットワーク上の全ての情報にアクセスすることが可能で、それにより企業の位置を把握することや、店頭市場の情報の把握、振込などに人員を割くことなく売買すること可能にします。投資家は、YahooやGoogleファイナンスなど、売買する相手や企業を見つけるために、リサーチや分析ができるツールを持っているものです。Equibitsを売買することはビットコイン取引と同じように簡単ですし、UIもよくあるオンライン証券会社などでする取引上の画面ととてもよく似ています。それだけでなく、ユーザーがスマートに契約を結び、売り手と買い手がお互いに望むものをそれぞれ確保できるようなオプションも用意しています。

 

ISSUER: 企業が資本を調達する際には、このアプリがあればEquibitsから株式ユニットを作成することが可能になります。株主への通知や、メッセージの送信、それらをポーリングし、ビットコインを通じて得た利益を分配することも簡単です。ISSUERには株式をクラス分けするワークフローが含まれていて、株式の保有者をポーリングしてビットコインを簡単に分配することが可能になります。

INVESTORとISSUERはエンドユーザーがターゲットとなっており、それぞれ独自のインターフェースとワークフローが提供されています。

これで主な概要は全部となりますが、つまるところ我々は現在の店頭市場参加者が可能な限り使いやすくシンプルなユーザー体験ができるように目指している、ということです。

 

CT: ユーザーは従来の店頭市場ともうまくやっていくことが出来るでしょうか?

 

CH: COREを既存のシステムに統合することで、その可能性が開けるかもしれません。しかし、現在の店頭発行体がEquibitを通じて変換し利用するにははっきりとしたインセンティブがありますし、そういった方向性も十分に視野に入れて考えています。

 

CT: 具体的にはどういったインセンティブがあるのでしょうか?

 

CH: Equibitによって、投資家との交渉プロセスのすべてを高速化し、費用対効果を高めることが出来ます。単にユーザーが新しくEquibitsを手に入れるのと同じように、とても安価に発行することができます。

一旦作られてしまえば、これらの株式は偽造不可能で、これが現在の店長市場において非常に深刻な問題となっています。

発行者は、株式を分配する過程を経る必要はありませんし、株式の流動性を高めるために、株式に基づく配当を発行する必要もありません。

株主通知配布、MD&Aや、その他のメッセ―ジ通知によるコスト、世論調査実施によるコスト、配当金配布によるコストなど、全てのコストを実質的にゼロにまで下げることが可能です。

透明性を高めることで、流通市場において希望する売り手が、他のEquibitユーザーによる株式を’検出’可能にすることができ、また、買い手は全ての企業の取引の履歴にアクセスすることが可能になり、最新の取引情報を取得するために、Pink Sheets (別名: 店頭市場グループ)のようなサービスに対して支払いをする必要がなくなります。

まだたくさん利点はありますが、これらは本当にまだ氷山の一角で、我々のシステムが顧客に提供できるほんの鍵となる部分でしかありません。

 

CT: あなたは以前のインタビューで、北米のエンジェル投資家にも機会が与えれられるといった内容の言及をされていましたが、この地域のみで展開されるのでしょうか? それとも他の地域の人々もEDC社の製品によって恩恵を受けることが可能なのでしょうか?

 

CH: 当時とは少し事情が変わってきていて、現在は、米国、カナダ人、そして国際投資家など様々な人々に開放されています。そして彼らはEDCで優先株を購入することが可能ですし、一端ネットワークが立ち上がれば、Equibitのユニットにも換金可能です。

 

CT: もう既に著名な投資家をプロジェクトに誘致していたりするのでしょうか?

 

CH: 現時点では何人かのアセット・マネージャーや、シリコンバレーの投資家たちからアプローチを受けています。

プラットフォームのローンチは来年初めを予定しています。