以前はBTCチャイナとして知られていた中国の仮想通貨取引所BTCCが、韓国で仮想通貨取引サービスの準備を進めていることが分かった。韓国のビジネス紙ザ・インベスターが16日に報じた。依然として中国政府の規制が厳しい中、中国の仮想通貨取引所は海外に活路を見出しているようだ。

BTCチャイナは2011年に設立。昨年9月に中国政府や中国人民銀行(中銀)により閉鎖に追い込まれるまで、世界有数の取引高を誇っていた。今年1月香港のブロックチェーン投資ファンドに買収され、BTCCとして再出発、7月には取引所を再開していた。同社のウェブサイトによると、仮想通貨取引所やウォレットから、マイニングプール、消費者向け決済サービスまで多岐に渡る。

BTCC韓国は、今月末に試運転を行い、11月より正式サービスを始める計画だ。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)