分散型のブロックチェーンオラクルネットワークである チェーンリンクのLINKトークンが17日、7%上昇した。
日本時間で18日現在15.5ドル前後で取引されている。これは2023年12月29日以来の水準だ。
チェーンリンクは時価総額ベースで第13位の暗号通貨だ。昨年10月以来強い動きが続いている。
背景にあるのが最近注目を集めるリアルワールドアセット(RWA)のトークン化の波と、機関投資家による採用だ。
またチェーンリンクラボがAI関連プロジェクトのシンギュラリティDAO、スウィフトとのパートナーシップを発表したことも好材料となった。
LINKトークンの供給量減少も上昇の要因となっている。仮想通貨取引所でのLINKの供給量は4年ぶりの低水準で15%を下回っている。これはトレーダーがLINKトークンをウォレットに移動して中長期投資に移行していることを示唆している。
日足チャートを見ると現在V字回復のチャートパターンを形成している。V字チャートは強気のパターンだ。
現在LINKは17ドルの抵抗線に近い価格で取引されている。上昇する移動平均線と、ポジティブなMACD指標もテクニカル的に価格上昇が継続することを示唆している。
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