Cboe BZX取引所は、米証券取引委員会(SEC)へのルール変更の申請を撤回した。この変更が承認されれば、グローバルXのビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)を上場することが可能となっていた。

米証券取引委員会は1月30日の通知で、Cboe BZXが2023年8月に提出したグローバルXビットコイントラストの株式上場および取引の申請が撤回されたことを発表した。SECは9月と11月に2回、この申請の検討を延長していたが、Cboe BZX取引所が1月26日に正式に提案を撤回した。

コインテレグラフはCboeとグローバルXにコメントを求めたが、記事執筆時点では返答を得られなかった。

ビットコイン現物ETFの承認を受けて、多くの人々はSECが間もなくイーサリアム(ETH)現物上場投資商品に対しても承認を出すと予想している。SECはすでに、ブラックロックとグレイスケールからの提案に対する最終決定の期限を延ばしており、5月には最終決定が期待されている。

1月26日のデータによると、グレイスケールビットコイントラストがETFに転換された後、約50億ドルの資金流出があったものの、1月10日に米証券取引委員会が承認した全てのビットコイン現物ETFからは総額で7億5900万ドルの純資金流入があった