キャッシュアップ(Cash App)の生みの親であり、スクエアの元最高技術責任者(CTO)であるボブ・リー氏が、現地時間4月4日にサンフランシスコで何者かに刺され、死亡した。

仮想通貨ウォレット会社Abraのビル・バーハイドCEOは、4月5日に「ボブ・リーが昨晩SFで殺害された」とツイートし、SFGATEの報道をシェアした。SFGATEは4月4日に、リー氏の死を報じていたが、彼の名前は明かされていなかった。

サンフランシスコ警察によると、事件は4月4日未明に発生し、刺し傷を負った男性が路上で苦しんでいるとの通報があった。現場には救急隊員が到着し、43歳の男性が病院に運ばれたが、最終的に亡くなったとのことだ。

ジャック・ドーシー氏も「Nostr」という分散型ソーシャルメディアでリー氏の死去について触れ、「本当だ。連絡を受けた。とても悲しい」との投稿をしている。

Dorsey responding to a post asking if Lee's death was real. Source: Nostr

元UFCファイターのジェイク・シールズ氏も、サンフランシスコの「良い」地域の1つで「良い友人」が殺されたとツイートし、リー氏であることを後に明かし、「彼が非常に有名であることから、少なくともこれらの問題に注意を喚起することができることを願っている」と述べた。