テラエコシステムの崩壊と、それを受けたビットコイン(BTC)やアルトコイン価格へのノックオン効果、さらにはステーブルコインでのパニック売りによるペッグ喪失と、仮想通貨市場にとっては厳しい1週間となった。
米ドルが上昇し、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げると示唆したため、仮想通貨市場への逆風は2021年後半から続いている。
デルフィデジタルから最近のレポートによると、米ドル指数(DXY)の14ヶ月RSIは「2014年後半から2016年にかけて以来で初めて70を超えた」。

これは、過去にこのような現象が起きた14件のうち11件が「その後の12ヶ月間で78%以上の確率でドル高につながった」ためで、資産にとっての痛みがさらに悪化する可能性を示唆している。
RSIが70を超えると、DXYは平均で約5.7%上昇した。これは5月13日の数字から「DXY指数が2002年以来の高水準である111に接近することになる」。

デルフィデジタルは次のように指摘している。
「DXYとBTCの相関関係が比較的強いままだと仮定すると、これは仮想通貨市場にとって歓迎すべきニュースではないだろう」
ビットコイン価格は底打ちするか
デルファイデジタルによると、BTCは現在、2万6990ドル付近の200週間指数平滑移動平均線(EMA)を再テストしている。ここは「歴史的に価格の底となる重要な領域として機能してきた」。

また、ビットコインは長期的な週足サポートレンジである2万8000ドル~3万ドルを維持し続けており、この領域は最近の市場の混乱を通じて強力なサポートエリアであることが証明されている。
ここ数日、多くのトレーダーがパニック売りに走る中、パンテラ・キャピタルCEOのダン・モアヘッド氏は、「(価格が)トレンドを大きく下回っているときに買うのがベストであり、今がその時だ」と逆張りアプローチを主張している。

しかしデルフィデジタルは「市場における最高の機会や『お買い得』は長くは続かないだろう」と注意を促している。
BTCは2万8000ドルから3万ドルのレンジで長期間取引されているため、「この周辺での価格形成が長引くと、さらなる保ち合いの可能性が高くなる」。
さらに下落した場合には「2万2000ドルから2万4000ドルのサポート」と「1万9000ドルから2万4000ドルの2017年史上最高値」が次の主要なサポート領域になるという。
デルフィデジタルは「まだ最大の苦痛を伴う地点に近づいているわけではない」と書いている。
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