コンパウンド・キャピタル・アドバイザーズのCEO兼創業者のチャーリー・ビレロ氏が、上位アセットクラスのパフォーマンスをまとめた結果、過去10年間でビットコインは他のアセットクラスに比べて、少なくとも10倍の差をつけてきたことが分かった。
メサーリでリサーチャーを務めるロベルト・タラマス氏もビットコインの年率リターンが平均で230%で2位のアセットと比べて10倍以上となったことを強調している。
Asset Class Returns over the Last 10 Years...
— Charlie Bilello (@charliebilello) March 13, 2021
Data via @ycharts pic.twitter.com/yRvdkIX1BV
2位は、米ナスダック100の年率20%、米国大型株(米国拠点の時価総額100億ドル以上の株式)が年率14%で3位で続いている。
さらに2011年以降の金(ゴールド)の年率のリターンは1.5%とわずかで、過去11年間の5年間は損失を計上している。貴金属全体では2021年に入ってから8.5%下落している。
2011年以降のビットコインの利益の累積は、2000万%と驚異的な数字を記録。ビットコインが最も好調だったのは2013年で、5507%の上昇を記録した。
ビットコインが年率で損失を出したのは2年だけで、2014年と2018年。それぞれ58%、73%の下落だった。
2021年は年初から108%上昇しており、3月14日に61500ドル以上と最高値を更新している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン