ビットコイン(BTC)は9月24日に6万3000ドル付近で推移しており、分析によれば、弱気派がBTC価格の上昇を阻止するのは「時間切れになりつつある」という。
BTC/USD 1-hour chart. Source: TradingView
強気派と弱気派の戦い
TradingViewのデータによれば、ウォール街の取引開始後もBTC/USDは横ばいの状態が続いている。ボラティリティが見られない中、トレーダーたちは状況が変わるのは時間の問題だと指摘している。「これから騒動が起きるだろう」と、トレーダーのスキュー氏は最近のX投稿で主張する。
スキュー氏は、現物価格が6万2000ドルから6万5000ドルの流動性ブロックの間に「ピン留め」されていると指摘した。
続いて、別のトレーダーであるメイン氏は長期的な視点を示し、3月の7万3800ドルへの上昇以来、ロウアーハイとロウアーローの連続が続いていることを強調する週足チャートをXにアップロードした。
メイン氏は、今こそ新しいハイアーローを通じてトレンドが崩れ始めている可能性があると示唆した。
「これまでの上昇局面では、前回のロウアーハイまで取引され、その後完全に戻ってきた。今回と過去の数回の試みとの主な違いは、潜在的なハイアーローから来ていることだ」とコメントした。「弱気派はこれを再び下げる時間がなくなってきている。ここで崩壊させるか、最後のロウアーハイを超えた後に攻撃しなければならない。10月の上昇が迫っており、エキサイティングなものになるはずだ」。
BTC/USDT perpetual swaps 1-week chart. Source: Mayne/X
スキュー氏も同意し、弱気派が一時的に支配権を握る場合、6万2000ドルを維持することが重要だと付け加えた。「これまでのところ、弱気派が実際に何かをすることが期待されるエリアは6万4000ドルから6万5000ドルの領域だ」と別の投稿で説明した。
プエル・マルチプルが反転シグナルを示す
トレンド反転の兆しとして、ビットコインのなプエル・マルチプル指標が、2022年の弱気市場終了以来初めて、9月11日に「グリーン」ゾーンに到達した。
オンチェーン分析プラットフォームCryptoQuantのデータは、反発が進行中である可能性があることを確認している。これは、マクロ価格の底が近いことを示す古典的なシグナルだ。
「歴史的に、グリーンゾーンに達したときは、上昇する値動きが続いた」と、CryptoQuantの寄稿者ダークフォスト氏は9月23日のブログ投稿でまとめた。ダークフォスト氏はグリーンゾーンを「強力な長期反転シグナル」と表現した。
Bitcoin Puell Multiple chart. Source: CryptoQuant
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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