ビットコインは最高値を更新 一時11万ドル付近まで接近 トランプ就任式を前に急騰

ビットコイン（BTC）は1月20日に反発し、史上最高値を更新した。さらに次期米大統領ドナルド・トランプ氏が「最初の100日間でビットコイン準備金を創設する可能性」が予測市場のポリマーケットで急上昇している。

最高値更新だがトレーダーからは懸念も

TradingViewのデータによると、ビットコイン（BTC）はビットスタンプで新たに10万9356ドルの史上最高値を記録した。

仮想通貨市場全体の広範なボラティリティを背景に伴い、ビットコインの日次上昇率は8%を超えた。

週末にはトランプ氏に関連する論争的なミームコインが混乱を伴いつつ乱高下した結果、ビットコインは一時10万ドルを下回った。

トランプ氏の大統領就任式が間近に迫り、新たな仮想通貨政策の発表や主要通貨の最高値更新への期待が高まっている。

しかし、トレーダーのスキュー氏は、「明日には利益確定の売りがあるかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

添付されたチャートには、大手取引所バイナンスでの流動性状況が示され、スキュー氏は新たな高値を目撃した遅い購入者が、市場が下降に転じた場合にそのピーク価格で「取り残される」可能性を示唆した。

他の市場参加者も、ビットコインがトランプ政権によるビットコインと一部のアルトコインを利用した戦略的準備金の創設という未公開情報に基づいて取引されている可能性を示唆した。

予測市場のポリマーケットのデータによれば、この実現の可能性は急上昇して、当日50%を突破した。

「明らかに誰かがBTCについて何かを知っている」と、仮想通貨インフルエンサーのヘッジホッグ氏は主張し、スキュー氏と同様に「巨大な」供給がある11万ドルで強気派にとって障壁となっていることを指摘した。

「11万ドルの供給が残っており、10.9万ドル付近にさらなる売り注文の流動性が追加されている」とスキュー氏は続報で述べた。「市場はここでより高い流動性を提供しており、この大規模な買い手がそれを突破できるか見てみよう」。

一方、インカムシャーク氏は、BTC/USDが過去1カ月間の保ち合いレンジを突破した様子を称賛した。「これ以上ないほど明確だ」と、同氏はXで述べた。

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