ビットコイン(BTC)は月曜日のウォール街の取引開始後、新たな安値をつける展開となり、マクロ環境の「逆風」が強まっているとの分析が広がっている。
ウォール街の売りがBTCを押し下げる
トレーディングビューのデータによると、BTC/USDはビットスタンプで8万3814ドルまで下落し、日中で7%を超える下げ幅を記録した。
週足と月足の弱い引けにより弱気派が優勢となり、米国市場が感謝祭の休暇明けに再開する中でも、仮想通貨市場では売り圧力が弱まる兆しはほとんど見られなかった。
「今回の売りは、アジア市場で相次いだ弱気材料が引き金になった」と、トレーディング企業QCPキャピタルは最新のマーケットアップデートでまとめた。
QCPキャピタルは、短期的に仮想通貨市場が直面する複数のハードルを指摘した。日本の利上げ、市場流動性の低下、そしてストラテジー社が保有するビットコインの売却リスクなどが含まれる。
一方で、月曜日は米連邦準備制度理事会(FRB)の量的引き締め(QT)終了が正式に示された日でもあり、リスク資産への資金流入に道が開かれた格好となった。
「重要なポイントは、弱気センチメントが強まる中でBTCが過去の安値を守れるかどうかだ。これは流動性環境とストラテジー関連のフローに左右される。BTCが流動性の変化に素早く反応する性質は依然として顕著で、今朝の下落はその感応度を示すものだ」と同社は述べた。
「米国では流動性が緩和しつつある一方、アジアからのマクロ面での逆風が強まっており、今後数回のセッションはBTCが2025年をプラスで終えられるかを左右する重要局面になる」
9万ドル未満のBTCは「絶好の買い場」との声も
トレーダー間のムードは予想通り厳しいものとなった。
弱気派は、コインベース・プレミアムが3日間だけの「グリーン」を経て再びマイナス圏に転じたことなど、多数の弱材料を根拠として挙げた。
「シンプルにいこう。8万5200ドルを維持する必要がある」と、トレーダーのKilla氏はウォール街の取引開始後にXで述べた。
「ここを失えば、 市場構造は弱気領域のままになる。前週の週初値(8万6800ドル)を奪還する必要がある。8万7000ドルを回復すれば週初値を再テストできる」
一方で、仮想通貨トレーダーのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は市場が底値形成のプロセスに入っているとの見方を示し、やや前向きな見通しを提示した。
「市場を押し下げた理由が何であれ、センチメント自体は変わらない」と同氏はXに投稿した。
「ビットコインが明確な底を形成するには時間がかかる。ただし一度それが固まれば、イーサリアム(ETH)が市場をアウトパフォームするとみている」とみる。
ファン・デ・ポッペ氏は、9万ドル未満で取引されるBTCは「割安なポジションを拾う絶好のチャンス」と表現した。
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