英最大の金融グループであるロイズ・バンキング・グループが、顧客が同行の発行するクレジットカードで仮想通貨を購入することを禁じた。5日、現地紙が伝えた。

 今回の動きは、米金融大手のJPモルガンチェース、バンクオブアメリカ、シティグループの決定に続くもので、英国の金融機関として初めてとなる。

 今後、グループ傘下のスコットランド銀行、MBNA、ハリファックス等が発行する900万枚のクレジットカードで仮想通貨の購入ができなくなる。ちなみに今回の制限はデビットカードには適応されない。

 ロイズによると今回の禁止令は「顧客保護」を目的としている。仮想通貨相場が下落を続ければ、クレジットカードで仮想通貨を買っていた人たちが返済不能の借金を抱えかねないからだ。

 本日本語記事作成時点で、ビットコインは7300ドル付近で取引されている。