プライバシーを重視する分散型ブラウザのブレイブ(Brave)から仮想通貨取引所バイナンスや米子会社のバイナンスUSにアクセスすると、自動的にアドレスバーにアフィリエイトリンクが挿入される問題が発生した。

ブレイブの共同創業者兼CEOのブレンダン・エイク氏はミスがあったと認め、謝罪した。

「ブレイブのデフォルトで設定されているオートコンプリート機能で、アドレスバーにバイナンスUSにアフィリエイトコードが挿入されるようになっていた。我々はバイナンスのアフィリエイトであり、新しいタブページでオプトインウィジェットを通じてユーザーを照会している。しかしオートコンプリート機能は任意のコードを追加するべきではない」

ブレイブ側はアドレスバーに強制的にアフィリエイトリンクを挿入する機能を削除すると発表。エイクCEOは問題を特定し。フィードバックを提供した仮想通貨コミュニティに感謝を示しながら、エラーはすぐに修正されると保証した。

「オートコンプリート機能は、すべてのブラウザが行う検索クエリのクライアントIDのアトリビューションに基づいている。しかし、キーワードクエリとは異なり、直接入力されたURLは、そのままのドメインに接続されるべきだ」

人気高まるブレイブ

既報の通り、ブレイブの5月の月間アクティブユーザー(MAU)は1540万人となり、昨年11月にBrave 1.0をリリースしてから、半年で50%増となるなど、人気が急上昇している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン