数週間にわたり、ビットコイン(BTC)の価格はレンジ内での値動きが続いている。最近では、BTC価格はハイアーローを付ける傾向を再開している。
それにもかかわらず、11,000ドルは依然として超えることが難しいハードルのままだが、1つのポジティブな点は、アルトコインが過去数週間に多額の損失の一部を回復し始めていることだ。
出典: Coin360
おそらく、CMEビットコインオプションが大きな混乱なしに終了し、新しい月が始まる寸前であるため、ビットコイン価格が上昇し、11,000ドルのレジスタンスをクリアする可能性もあるだろう。
週足のタイムフレームでは、10,000ドルから10,500ドルが強力なサポートであることを示しており、強気派は一貫して1万ドル以下の下落時に買いを入れようとしているようだ。
チャートが示すように、11,000ドル~11,200ドルを突破するのは難しいゾーンであり、リスク回避的なトレーダーは、新しいポジションを開始する前に、12,000ドルがサポートになるのを待つ可能性がある。
BTC/USDT 週足チャート 出典: TradingView
BTC価格が9,800ドルでダブルボトムになって以来、10,000ドルが堅実なサポートとして維持されているが、BTCが上昇トレンドラインを下回った場合、VPVRノードがある9,500ドルまで下落する可能性がある。
強気派は過去2週間にわたって非常に精力的に10,000ドルを死守したことを考えると、こうなる可能性は低いようにもみえる。
BTC/USDT 日足チャート 出典: TradingView
最終的には、あまり変化がなく、ビットコイン価格がゆっくりと上昇し続けるだけになるかもしれない。強気派からの持続的な買いで上昇が発生した場合、ビットコインの価格は11,000ドルのレジスタンスを上回り、11,400ドルの高値を試す可能性があるだろう。
デイリーのタイムフレームで示されているように、9月3日にビットコイン価格は11,400ドルから13.3%下落しており、このレベルが大量のVPVRノードはここがレジスタンスとして機能することを示唆している。
ビットコイン価格のデイリーパフォーマンス 出典: Coin360
ビットコイン価格は引き続き堅調だが、アルトコインも上昇している。記事執筆時点で、ポルカドット(DOT)は4.99%上昇し、OMGネットワーク(OMG)は25.18%上昇し、メーカー(MKR)は6.09%上昇している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン