香港で11月4日に開催されたユガ・ラボのエイプフェスイベントに出席した者たちから、不適切な照明の使用によるやけど、視力の損傷、及び目に「極度の痛み」をあったとの報告が相次いでいる。

「エイプフェスの後、夜中に目にひどい痛みを感じて病院に行かなければならなくなった」と、参加者のクリプトジューン氏は11月5日のツイッター投稿で述べた。

「医者はステージの照明から出るUVが原因だと言った。私は頻繁にフェスに行くが、こんな経験は初めてだ。どうしてこんなことが起こるのかわからない...ライトが安全でなかったとしか思えない」と付け加えた。

ある出席者は、目の問題を報告している多くの人々がイベントのメインステージの照明ディスプレイに近づいていたと指摘している。

A picture of the stage at ApeFest that some attendees reporting eye issues claim they were standing near. Source: X

別のエイプフェスのゲストで、フェルドという偽名を使っている人物も同じ症状を訴えている

「誰か昨夜から目が痛い人はいないか?午前3時に極度の痛みで目覚め、ERに駆け込んだ」

数百人のエイプフェスの出席者の中で、少なくとも15件の視覚損傷の報告がソーシャルメディア上で現れており、問題がステージ照明に近い位置にいたゲストに限られていることを示唆している。

ユガ・ラボからは現時点でのコメントはない。

香港のパーティ参加者が以前にも不適切なUV照明にさらされたことを受けて、医療問題を経験したことがある。

2017年10月20日にストリートウェアブランドのハイプビーストが開催したパーティで、出席者の何人かが痛みを伴うやけどと目の損傷が報告された。

照明設置を請け負った業者が、主に表面の消毒に使用される紫外線を放射していたことが原因とされている。