ベルリンで開催されたBlockShowが閉幕、出席者は過去最大に

 BlockShow Europe 2018カンファレンスは29日、ウィキペディア創設者のジミー・ウェルズ氏やBTCCの共同創設者であるボビー・リー氏らによるスピーチや討論会など、2日間にわたる日程を終えて閉幕した。

 カンファレンスについて、ボビー・リー氏は「カンファレンスは、仮想通貨とブロックチェーンについて言葉を伝え、教育し、人々が学ぶのを助けるために重要だ。次の10億人の人々に伝える方法だ」と、コインテレグラフに語った。

Sarah Jordi, Marc P. Bernegger, and Olga Feldmeier at BlockShow Europe

Sarah Jordi, Marc P. Bernegger, and Olga Feldmeier at BlockShow Europe

 今年のBlockShow Europeは、昨年春のミュンヘンで開かれた時よりも5倍の規模となり、昨年秋に開かれたBlockShow Asiaの倍の規模となった。3000人が参加し、93社が展示会に出展し、90社以上がスポンサーとして参加した。

 今回のイベントに至るまで、BlockShow Europeはパリ、ローマ、チューリッヒでミートアップを開催した。チューリッヒではベスト・スタートアップを決める投票イベントも行わた。資産配分ネットワークを手掛けるシェルフ・ネットワークが、5人の専門家による第2ラウンドの審査を経て、5万ユーロの賞金を手にした。

 BlockShow Europeは、カンファレンス期間中、ブロックチェーン企業を立ち上げるのに最適な欧州の国々をとりまとめた調査結果を発表した。この調査では、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)規制や仮想通貨の決済サービスの規制、税制の枠組みなどをもとに評価を行った。スイスが最も先進的な国として選ばれ、ジブラルタルとマルタがそれぞれ2位、3位となった。

 またこのカンファレンスではブロックチェーン業界のリーダーを選ぶ投票も行われた。ブロックチェーンを使ったアプリを通じて、欧州のブロックチェーン業界をリードする女性と企業への投票を世界中から募った。健康関連情報を手掛けるHIT財団の共同設立者で最高データ責任者である、クイ・ヴォ・レインハード博士が、欧州ブロックチェーン業界で最も影響力のある女性に選ばれた。またブロックチェーン技術企業のビットフューリーが、業界をリードする企業に選出された。

 クリプトキティーズの共同設立者であるベニー・ギアン氏は「ブロックショーの出席者の多様性に驚いた」とコメントし、次のように語った。

「これは私にとって初めてのヨーロッパだ。この地域で非常に多くの素晴らしいプロジェクトに触れ、目を見開かされた。ヨーロッパでの未来のロードマップを打ち立てるのに役立つだろう」

 ジミー・ウェルズ氏は、責任あるジャーナリズムをサポートするために設計されたWikiTribuneプロジェクトについてスピーチした。ウェルズ氏は、スピーチの中で仮想通貨にも触れ、ビットコイン(BTC)について「確実にバブルだ」と言及した。

 次回のBrockShowカンファレンスは今年8月に米国のラスベガスで開催される予定だ。

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