分散型アプリ(dApps)に関する情報提供・分析を行うスタートアップ企業「ダップレーダー(DappRadar)」は9月5日、創業初期のシード資金として233万ドル(約2億5000万円)を調達したと発表した

リトアニア本拠のダップレーダーは、仮想通貨イーサリアム(ETH)、イオス(EOS)、トロン(TRX)など7プラットフォームで動作する2500種以上のdApps情報の検索が可能。資金は、研究開発・サービス拡大などにあてると説明した。

また今回の資金調達は、130ヵ国以上でネットサービおよびメディア展開を行う南アフリカ拠点のナスパーズが主導し、仮想通貨の情報とウォレットを提供すBlockchain.comの投資ファンド子会社Blockchain.comベンチャーズ、またエンジェル・インベスト・ベルリンが参加した。

Blockchain.comベンチャーズ常務のサミュエル・ハリソン氏は、ダップレーダーは、断片的な情報が多いdAppsの世界に、信頼性・透明性の高さ、および消費者に新たなdAppsの発見をもたらす上で重要な役割を果たしていると述べた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版