ブロックチェーン基盤のウェブブラウザ「ブレイブ」上で、ツイッターやユーチューブでコンテンツ制作者に仮想通貨でチップを送金できるようになった。8月1日に発表した。

ブレイブ上でツイッターをひらくと、「Tip(チップ)」というボタンが表示される。そのボタンを押すことでツイートした人にネイティブトークン「BAT」で直接チップを支払える。ブレイブは今年5月にツイッターにチップ機能をつける計画だと発表し、テスト中だとしていた。

ツイッターのチップ送金機能は、ブレイブの新たな機能「ブレイブ・リワーズ」の一部で、ユーチューブとTwitchにもチップ送金できる。今後、レディット、ギットハブ、Vimeoなどにも適応されるという。

また先月、同社の最新版ブラウザで仮想通貨BATの引き出しが可能になると発表。最新のナイトリー版(開発中のテスト版)で、提携する仮想通貨バンキングサービスのアップホールドで身元証明をする必要がある。コンテンツ制作者もまた、チップを受け取るには、アップホールドで身元証明をする必要がある。

ウェブサイトメンテナンスやコンテンツ制作者への寄付においては、これまでの広告を視聴してBATを稼いでコンテンツ制作者へチップとして送る機能に加え、クレジットカードや銀行口座や別の仮想通貨ウォレットからもBATを購入することが可能になるとしていた。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版