米仮想通貨資産マネジメントのビットワイズのハンター・ホースレイCEOがビットコインETF承認に自信を見せた。

ホースレイ氏は、SEC(米証券取引委員会)がビットワイズなどのビットコインETFの可否判断を再び延期したことを受けてブルームバーグUKのテレビ番組に出演した。

「(延期は)手続き上のものだと思っている。サプライズはない」

同氏は、SECは懸念事項についてオープンであり、カストディ(資産管理)の整備や流動性の確保などマーケットの成熟度を焦点となっていることを明かした。

ビットワイズのビットコインETFの最終判断期限は、10月13日だ。

「承認される確率は私は15%だと思っている」という司会者のコメントについて、グローバルヘッドオブリサーチのマット・ホーガン氏は、「弁護士に言われているから数字は言えない」としつつも、裁定取引やカストディの保険など過去1年で変化は大きかったと指摘し、「どうなるかはその時に分かるよ」と述べた。

ビットコインETFは機関投資家の参入を促すと考えており、ビットコイン価格上昇のきっかけになるとみられている。

ただSECは、取引所による詐欺や価格操作、投資家保護が不十分である点などを懸念し、ビットコインETFの可否判断を延期もしくは拒否してきた

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版