ビットコインノードは、ビットコイン(BTC)プロトコルの極めて重要な部分であり、悪質業者にとって、ノードを攻撃してオフラインにすることは、ネットワークの回復力を弱めるための戦略だが猫にも要注意だ。

あるイギリスのビットコイナーが、彼が飼う猫によってビットコインノードが攻撃されたことを明らかにした。

Bodl_hodlerさん(匿名希望)は、ビットコインネットワークの全体的な分散化に貢献するため、2021年1月にUmbrelノードとしてRaspberry Piを稼働させ始めた。

以下は、Bodlさんが所有する、猫に攻撃される前のノードの写真だ。ノードの通気孔が問題となった部分だ。

Bodl's Bitcoin node. Source: @Bodl_Hodl

このノードは接続以来、難易度調整に従って平均10分ごとにビットコインブロックを確認し、順調に稼働していた。しかし、価格が3万ドルを割って暴落し始めた2022年5月下旬、Bodlさんは「久しぶりにノードにログインしようとしたら、ネットワーク上に見つからなかった」という。

"ソファの後ろから引っ張り出すと猫の嘔吐物が乾いて固着しているのを発見した"

Bodlさんは、大きな黒猫のPabloがビットコインノードに嘔吐しているのを発見したという。この 「汚い抗議」は、ノードのインターネットへの接続と実行に影響した。Bodlさんは、「吐いたものが通気孔を通って、ノードをオフラインにしてしまった」と説明する。

Pablo the Bitcoin node attacker and cat. Source: Bodl

確かに、ビットコインノードがオフラインになると、ネットワークのセキュリティに貢献しなくなり、ビットコインプロトコルを危険にさらす可能性がある。Bodlさんは、「たぶん彼(Pablo)は、ノードが犬をテーマにしたshitcoinを実行していると誤解し」さらに「ボラティリティに耐えられなくなった」ためにこうした行動に出たのだろう説明した。Bodlさんはドージコイン(DOGE)は所有しておらず、ビットコイン・マキシマリストだ。

幸いなことに、ノードの電源を入れ直し、欠落したブロックに追いつくことは非常に簡単だ。Bodlさんは、「電源を外し、再び差し込むと、幸運にも正常に電源が入り、数分かけて再同期して、見逃していたブロックをすべて追加した」と述べた。

ノードはすぐに復活し、取引を確認し、ネットワークを保護した。「Tick tock, next block」は、ビットコインのブロックの規則性から、ノードランナーの間でよく使われるキャッチフレーズだ。

ちなみに、BTCノードの運営はますます簡単になっており、ビットコインユーザーは簡単に取引を確認できるようになっている。ビットコインを趣味とする人がライトニングノードを運営できるようになった一方で、途中で受動的な収入を得ることを希望する人もいる。pabloはというと、最近Bodl家の一員になったロッティという新しい子猫と一緒に過ごしている。