仮想通貨交換業者のビットポイントジャパンの親会社リミックスポイントは21日、ビットポイントが現地タイ国法人と共同で設立した運営会社を通じて、タイ当局から仮想通貨取引所、デジタルトークン取引所、暗号資産ブローカー、デジタルトークンブローカーの4つのライセンスを取得した発表した

発表によると、上記4つのライセンス取得は今年1月31日付。ビットポイントが現地タイ国法人と共同で設立した仮想通貨取引所運営会社BiTherb Co., Ltd. (ビターブ)を通じて、タイのデジタルアセットビジネスに関する緊急勅令に基づき取得したという。

タイは昨年5月、仮想通貨を「デジタルアセット及びデジタルトークン」と定義し、タイの証券取引委員会(SEC)の管轄権に置くと発表。また、デジタルアセットを取り扱う事業者は、財務省よりライセンスを取得しなければならないと決定した。

タイは、投資家の保護に加え、犯罪・マネーロンダリング・租税回避のために仮想通貨が使用されるのを防ぐことに力を入れている。