100倍レバレッジが有名な仮想通貨取引所ビットメックスは、4月28日、5月1日00:00:00(日本時間)をもって日本の居住者のアクセスを制限すると発表した。
「日本の居住者の皆様へ」と題したブログの中でビットメックスは、アクセス制限について次のように説明した。
「BitMEXプラットフォームに初めて登録される日本の居住者は、取引を行うことができません。既存のお客様は、新たにポジションを構築し、もしくは既存のポジションを拡大する取引を発注できなくなります。しかし、お客様が既にお持ちのポジションが影響を受けることはなく、これらは関連する契約約款に従い継続されます」
背景にあるのは、5月1日に施行される改正金商法と資金決済法だ。ビットメックスは「日本市場に関する当局のねらいを支持する」とし、「当局との協議を継続したいと考えており、進展がありましたらお客様にお知らせいたします」と述べた。
コインテレグラフジャパンは、今後の日本市場での展開についてビットメックスに問い合わせているが、執筆時点では返信がない。
【内容追記4月29日午後13時15分】
ビットメックスはコインテレグラフジャパンに対し、新規登録に関しては4月30日23:00:00(日本時間)からアクセスを制限することを明らかにした。
既存ユーザーは既報の通り、5月1日00:00:00(日本時間)から制限される。