10月26日のビットコイン急騰は、ビットコインネットワークの活発化を伴わないものだった。
26日にビットコインの価格は40%以上上昇したものの、ビットコインのアクティブアドレス数はたった9%の増加幅にとどまった。アクティブアドレスとは、24時間以内に送金か受金を少なくとも1回したアドレスの数だ。コインメトリックスによると、2019年の最高水準をはるかに下回っている。
(出典:Coinmetrics「ビットコインのアクティブアドレス数」オレンジ丸は価格のピーク」)
ビットコインのアクティブアドレス数は、今後の相場を占う上で重要な指標と位置付けるアナリストもいる。
仮想通貨投資会社BKCMの創業者ブライアン・ケリー氏は、1日あたりのアクティブなアドレス数が7月以降で減少傾向にあることを懸念していた。
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また、コインメトリックスによると、「調整済みの移転価値」は14.6%の上昇にとどまり、こちらも2019年の最高水準をはるかに下回った。
一方、1日あたりの取引数でビットコインは26日0.1%のマイナス。イーサリアムの4.6%プラスを大きく下回った。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版