ビットコインは今年、他の資産クラスと比べて断トツの値上がりをみせている。
年初に約1000ドルで推移していたビットコインは、11月にはCEMによるビットコイン先物上場計画をうけ、7500ドルをつけた。
年初から7倍以上も値上がりした計算だ。
これを株やコモディティーの値上がり率と比べてみよると、その凄さがはっきりとわかる。
年初からの値上がり率で2位をつけるのは米アップル社株で、49%あげた。これだけでも凄い成績だが、ビットコインには遠く及ばない数字だ。
ちなみに現在勢いづいている日経平均でさえ、年初から20%しか伸びていない。
一方で、ビットコインの躍進は、ボラティリティー抜きには語れない。
今年に入ってからも高値から30%以上下落した弱気サイクルが三回あった。
このボラティリティーを耐え抜いた投資家は、美酒を楽しんでいることだろう。
もちろん、一番の勝ち組は2012年あたりからビットコインを買っていた投資家だろう。そのころからビットコインを握りしめているとすれば、今日まで1200倍以上の驚異的なリターンを享受しているはずだ。