ビットコインウォレットTrezor、ElectrumのBitcoin Cashに関するそれぞれの対応スタンス

Trezorは、Bitcoin Cashのサポートを発表している数少ないビットコインウォレットメーカーの一つだ。
ビットコインについての現状を鑑みると、Bitcoin Cashのサポートを表明しているウォレットはかなり少なく、Trezorと、そして非公式ながらElectrumも対応することが確認されている。

Bitcoin Cashのサポート

Bitcoin Unlimitedは、お笑い草として一部であしらわれがちだったが、TrezorはBitcoin Cashのサポートは行うようだ。
ブログの中でTrezorは、リプレイアタック対策の実装が可能になり、安全性が高まるという点からBitcoin Cashのサポートを決めたと声明を出している―

「安全にBitcoin CashにアクセスできるようなTrezor Wallet用のインターフェースを提供する予定です。通貨を選択する際に"Bitcoin Cash"を選んでいただければ、Trezor Wallet側にプロンプト画面が表示されます。この手順を行った以後は、ビットコインとBitcoin Cashそれぞれ利用出来るようになります」

Electrumのサポートは非公式?

Trezorの他にも、Electrumも始めの頃はサポートの姿勢を示していた。しかし、結局のところ、Electrumのサポートは公式のものではなかったようだ。Electrumの管理を行っている公式チームのメンバーが、GitHub上から元のElectrumのソースコードを元にBitcoin Cash対応版をフォークした形で公開している。こうした非公式フォークの動きから、Electrumは公式にTwitter上でBCCはサポートしない旨をツイートしている―
 

 


また、ElectrumはBitcoin Cashに対応しないことに関しての公式な声明文も発表している―

 

 

 

「Bitcoin Cash (BCC) は、ビットコインの採掘難易度のルールを変更するタイプのハードフォークです。このため、従来のビットコイン用に開発されているSPVウォレットは、BCCのフォークによって生成されるブロックヘッダーを読み取ることが出来ません。これはつまり、ElectrumがBitcoin Cashを実行しているElectrumサーバーによって送られたブロックヘッダーを拒否するということですから、ユーザーはElectrumを利用したBCCの送受信ができません」


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