米国でビットコインユーザー向けの確定申告用ソフトウェアがリリース

BaaS系スタートアップのNode40が、ビットコインユーザー向けの暗号通貨申告アプリをリリースした。

初期の段階ではDashユーザー向けにリリースされていたのみだったが、ついに本ソフトウェアを利用することでビットコインユーザーも所得税を正確に計算および管理することが可能になる。

これは、少なからずCoinbaseの一件で強まる米国当局からの規制の目に対する直接的な回答とも言える。

 

「件のIRSによるCoinbaseの召喚は、Dashユーザーにとって弊社のサービスを利用し、2016年の納税期間に所得税計算を行うきっかけとなりましたし、ビットコインユーザーもそれによって納税の重要性に気づかされることとなりました」と、ペリー・ウッディンCEOはプレスリリースで語っている―

 

「アメリカ国民の自発的な納税率は80パーセントを超えていますし、多くの人が納税について真剣に考えていることが伺えますが、ビットコインユーザー向けの所得管理用の的確なツールは今までなかったのです」

 

現段階では、本ツールを利用するためにはまず、利用者は手持ちのビットコインをElectrumのウォレットに送金する必要がある。

 

Coinbaseの大失敗

 

ビットコインユーザーの多くは未だ税務処理に関して多くの問題を抱えている。

Coinbaseの一件で浮かび上がってきたのは、同取引所を利用しビットコイン取引を行っていたユーザーの数は数百万人も存在していたにも関わらず、毎年税の申告を行っていた米国のトレーダーはわずか100人しかいなかったということである。

 

「仮想通貨が普及して多くの投資家たちが参戦してきたとしても、ビットコインは恒久的に資産という一つの形として残ると我々は信じています」と、ウッディン氏は語る―

 

「(前略)これはつまり、ビットコインで得た所得に課税された分、しっかりと納税を行うということは個人に課された法的な義務であるということです<中略>つまり、アメリカ国民には今、堅実且つ費用対効果の高い、そして何よりIRSに協力できる長期的なソリューションが必要とされているのです」


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