「ビットコインは安定への道探ろうとしている」世界最大債権運用ファンド元CEOが発言

独保険大手アリアンツの主席経済アドバイザーであるモハメド・エラリアン(Mohamed El-Erian)氏は2日、シンガポールの経済イベントで、「ビットコインは安定性を見出している途中だ」と語った。エラリアン氏は2014年まで、アリアンツ傘下で世界最大の債券ファンドであるパシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のCEOを務めていた米経済界の大物。

米CNBCに語ったところによると、同氏はビットコインは「通貨というよりもコモディティ」であるという見解を示した。

ビットコイン価格が史上最高値である7500ドルをつけたのに加え、CMEグループによるビットコイン先物取引が17年中に始まるという決定が、大勢が想定していたバブル懸念を後退させている。

エラリアン氏が前回公の場でビットコインについて言及した9月は、ビットコインは4000ドル前後で推移していた。

同氏は、ビットコイン価格は「爆発的に上昇」する可能性があるものの、広く普及していくことはない、としていた。

今回も、「現在のビットコイン価格は将来的な普及を織り込んでいるかもしれないが、これはリアリティと一致しているだろうか。ビットコインを保有している投資家は、この点をよく考える必要がある」とCNBCに語っている。

市場では、エラリアン氏等、大手金融機関幹部のビットコインに関する発言は注目されている。ごく最近も、米大手銀行のJPモルガンチェースのCEOジェームス・ダイモン氏がビットコインを詐欺とした発言を受け、市場が急落したケースもある。一方で、金融機関幹部の見解は統一されてるとはいえず、同行の一部上級幹部は、公の場で仮想通貨について「オープンマインド」であると語っている。


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