ビットコインはほぼ半月ぶりに1万3000ドルを回復した。7月10日午前11時20分現在、1万3076ドル付近で推移している。仮想通貨市場全体の時価総額におけるドミナンスは65%近くに迫っており、ビットコイン1強の状態が色濃くなっている。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」)

米格付け会社のウェイス・レーティングは、ビットコインの評価を上げた。

(出典:WeissRating「仮想通貨のレート」)

ビットコインはA-で時価総額トップ5の中でも一番の評価を得ている。ビットコイニストによるとビットコインにとってA-は過去最高の評価だという。

2018年1月時点ではC+だったが、リスクに対する報酬の割合が上昇していることやセグウィット導入などによる取引スピードの改善などから評価が見直されたようだ。

ビットコインの詳細を見てみると、リスクに対する報酬はB、技術と普及はAとなっている。

Forklogによると、ウェイス・レーティングの創業者であるマーティン・D・ウェイス氏は、ビットコインについて次のように述べた。

「昨年12月に底をつけて以降、190日未満で価値が4倍になった。今日、投資家にもたらす報酬はリスクを上回る。技術はアップグレードされた。ネットワークは正常に戻った」