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Martin Young
執筆者:Martin Young寄稿者
Felix Ng
校閲:Felix Ngスタッフ編集者

ビットコイン 実現損失が23億ドルに 2021年の暴落時に匹敵する水準

ビットコイン 実現損失が23億ドルに 2021年の暴落時に匹敵する水準
ニュース

ビットコイン(BTC)は実現損失が23億ドルに達し、アナリストによれば2021年の暴落に匹敵する歴史的な投げ売り局面の1つとなっている。

クリプトクオントのアナリストであるIT Tech氏は分析レポートで、ビットコインの7日間移動平均実現純損失が23億ドルに達したと指摘し、「2021年の暴落、2022年のルナおよびFTXの崩壊、2024年半ばの調整に匹敵する、BTC史上最大級の投げ売りイベントの1つ」と述べた。

「記録上、損失規模で上位3〜5に入る局面だ。ビットコインの歴史でも、この水準の投げ売り局面はわずかな瞬間しかない」と付け加えた。

ビットコインは10月に記録した過去最高値12万6000ドル超から約50%下落し、現在は6万6600ドル付近で取引されている。2月6日の6万ドルからは持ち直している。

ビットコインの実現損失 Source: CyptoQuant

深く長い下落が続く可能性

IT Tech氏は、過去には「このような極端な損失急増が反発を引き起こしてきた」と指摘し、ビットコインが火曜日に一時7万ドルを上回ったことに言及した。

しかし同氏は「これは依然として深く緩やかな下落の始まりである可能性がある。長期の弱気市場でもリリーフラリーは発生する」と警告した。

クリプトクオントは木曜日のX投稿で、5万5000ドルがビットコインの実現価格にあたり、「歴史的に弱気市場の底と結び付いてきた水準」と説明した。

「過去のサイクルでは、BTCはこの水準を24%から30%下回った後に安定した。BTCがこのエリアに到達すると、通常は横ばいで推移した後に回復へ向かう」と述べた。

ビットコイン価格と実現価格(青線)Source: CryptoQuant

底打ちには時間が必要か

LVRGリサーチのディレクター、ニック・ラック氏はコインテレグラフに対し、今回の投げ売り局面は「短期保有者の激しいパニックと投げ売りを反映しており、マクロ環境の圧力と弱気市場への移行が背景にある」と語った。

「歴史的には過度な売られ過ぎは回復局面に先行してきたが、完全な底打ちにはさらなる時間と、機関投資家の持続的な買い入れやマイナーの安定化などのシグナルが必要だ」と付け加えた。

ラック氏は4万ドルから6万ドルのレンジでサポートが形成される可能性を指摘し、「市場動向次第ではこの水準が意識される」と述べた。他のアナリスト予測とも一致する。

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