仮想通貨(暗号資産)市場は全面安の展開となっている。主要アルトコインであるイーサ(ETH)とXRPはそれぞれ心理的な節目を下回り、XRPは時価総額トップ3から陥落した。ビットコイン(BTC)は4%近くのマイナスで、長期的な下降トレンドにある状況が変わらないという指摘が出ている。

(出典:Coin360 日本時間5月16日6時40分)

イーサは200ドルの心理的な節目を割り込み現在は195ドル付近で推移。XRPは0.2ドルを割り込んだ。

仮想通貨トレーダーElixiumは、ビットコインは未だに3年以上続く「マクロ下降トレンド」にあると指摘。このトレンドによると、8700ドルを下回ったら危険信号で1万500ドルを上回ったら急騰が見込めると解説した。

ビットコインは5月8日、半減期への期待感から1万ドルを約80日ぶりに回復。しかし1万500ドル付近のレジスタンスで跳ね返されており、その後はこう着状態が続いている。