ビットコインベースのスマートコントラクトプロトコルであるルートストック(RSK)が、派生プロジェクトのRIF OSと統合し、業務範囲の拡大を図る。両当事者が11月18日、各々のブログ投稿で認めた。
契約に基づき、オフチェーンのインフラレイヤーであるRIF OSを管理する組織、RIF Labsが、RSKで同様の役割を果たしているRSK Labsを買収する。RIFはRSKで上級職を務めた幹部たちが始めたサイドプロジェクトに由来している。
両者は共同で、RSKプロトコルがビットコイン・イーサリアムネットワークに留まらず、各種P2P機能に対応できるようにする計画である。
「RIF OSの発表における3つの主要要素は次の通りだ。RIF LabsとRSK Labsの統合、RIF OSプロトコルの発表、RIFディレクトリープロトコル(RIF OSのネームサービスコンポーネント)実装の初ローンチ」と説明するRIFのブログ投稿はこう続く。
RSKスマートコントラクトネットワークとRIF OSプロトコル両方の開発およびコミュニティーサポートに取り組むことになる」
最近の進展をそう説明する同社は、RIF OSの統合が「大きな節目」であるとし、これにより「オープンソースのブロックチェーン技術採用が世界中で加速される」と述べている。
ビットコインコアの開発者セルジオ・ラーナー氏により生み出されたルートスティックは、数年間の開発を経て、18年1月にメインネットが初期リリースされている。
「基本的にルートスティックはイーサリアムと同じ地位、すなわち、 非中央集権化され、チューリング完全なスマートコントラクトプラットフォームを目指している。しかし、ルートスティックは新しいエコシステムを一から構築するのではなく、ビットコインのものを活用する予定である」とブロックチェーンエンジニアのアルバート・スズミジールスキー氏が16年のブログ投稿で解説している。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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