4日の仮想通貨(暗号資産)ビットコインは11300ドル付近を推移し、若干の回復を見せている。イーサは4%増で再び400ドルに戻りそうな勢いで、XRPも6%以上と好調だ。アルトコインの勢いが高まるなかで、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は60%を割りそうな勢い。しかし、過去最高値を記録した2017年以来の強気の指標が現れている。

(出典:Coin360 8月4日午前11時15分)

現在の価格から11700ドル付近までは明確なレジスタンスが存在しないことから、強気派がまもなく勢いを強めるかもしれない。

ビットコインの回復がアルトコインが遅れているなかでも、仮想通貨トレーダーは以前強気の姿勢を保っている。ジョシュ・オルシュウィッツ氏は一目均衡表の「雲」の上を上回っていることを指摘。この雲を上回っていることでサポートが維持されているとしている。また、週足では2017年以来の強気の雲のねじれが起きていることをツイッターで示した。2017年に過去最高値を記録した際にはここから一気に強気相場となった。


(出典:Josh Olszewicz「チャート上の矢印地点で雲のねじれ」)

一目均衡表はローソク足と5本の補助線を用いてグラフを形成し、「雲」と呼ばれるレジスタンスゾーンの大きさや、雲に対するローソク足の位置から今後のトレンドを予測するもの。

今はトレードの時期ではない

一方で、現在は取引する時期ではないとの指摘も出ている。

クリプトクオントのキ・ヨンジュCEOは3日、「高いレバレッジで取引するタイミングではない。クジラ(大口投資家)が活発でない時にベットしよう」と、大口投資家の動きが激しいために相場が動きやすく、先が読めないことを警告した。

クリプトクオントのツイートによると、現在は今年3月13日に暴落した相場直前の3月11日と同様のレベルで、クジラが取引を行っているデータを公表。クジラの取引所への入金が増えている一方で、出金が増えていない際には相場が大きく動くことが多いという分析を投稿した。

3月の暴落時にはクジラが取引所に大量に資金を送金した際に暴落したことから、クジラの動きが落ち着いてから取引すべきなのかもしれない。

一方で、先週金曜日の終値が11630ドルで、3日にはシカゴ・マーカンタイル取引所のギャップが出現したことで、今後数日は横ばい推移が続くとの見方も出ている

アムステルダム証券取引所のトレーダーであるマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は最新のテクニカル分析で「強気のシナリオとして、ビットコイン価格を保持するために重要価格は11300~11400ドルだ」としている。