ビットコイン価格が4日、4%近く上昇し堅調だ。週足で見ると今年はじめて2週間連続の上昇だ。

 ここ2週間のビットコイン価格の上昇率は約29%だった。主要アルトコインも軒並み上昇し、リップルが19%高、イーサリアムが7.5%高、ライトコインで4%高となった。

 市場ムードの指標となるビットコインの売買シグナルを見ると9割のトレーダーが「買い」となっており、17年3月以来の買い意欲となっている。

 ビットコインは今年の第一四半期に50%下落しており投資家に冷や水を浴びせていたが、ここにきて痛みが軽減された形だ。

 今回の反発について、米における確定申告締切日(4月17日)が過ぎ売りがひと段落したのでは、という観測がなされている。

 さらに4月にはいって、機関投資家マネーの流入期待も再燃している。

 昨日も、ブロックチェーンに特化したパンテラ・キャピタルのダン・モアヘッドCEOが、ビットコインは底を脱しており、1年以内に昨年の史上最高値を超えるだろうと予測した

 最近になって、米著名アナリストのトム・リー氏が「年末までに2万5000ドル」、ティム・ドレイパー氏が「2022年までに25万ドル」と強気の予測を披露している。